NECは、24時間連続稼働が要求される設備監視や医療機関での利用に適したファクトリコンピュータ「FC-PMシリーズ」のWindows 10対応モデル2機種を発表した。
NECは2017年4月10日、24時間連続稼働が要求される設備監視や医療機関での利用に適したファクトリコンピュータ「FC-PMシリーズ」のWindows 10対応モデル2機種を発表した。
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同社のファクトリコンピュータは、24時間連続稼働を支える高い信頼性や長期供給、長期保守を実現しており、ビルや公共施設の監視制御システムや病院のコールシステム、半導体/精密機械の製造装置および検査装置などに組み込まれて利用されている。
今回のWindows 10対応モデル2機種は、自動でアップグレードが行われる「Windows 10 Pro」ではなく、「機能アップグレードが提供されない同一環境での安定した使用が可能な『Windows 10 IoT Enterprise 2016 LTSB(Long Term Service Branch)』を利用したい」というニーズに応えるもの。Windows 10 IoT Enterprise 2016 LTSBは、特定のキーボードの入力無効化や指定外のUSBデバイスの接続制限といった利用者の誤操作を防止する「ロックダウン機能」も有しており、高いセキュリティが求められる産業用機器や医療機器などに最適だという。
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