PFUが産業用PC「AR」シリーズの新製品「AR4400 モデル200K」を発表した。Broadwell世代のCPUを搭載し、あわせてUPSやRAID、ECCメモリもサポート、高い信頼性が求められるアプリケーションに対応した。
PFUは2016年10月19日、同社産業用PC「AR」シリーズに新製品「AR4400 モデル200K」を追加、2017年4月より販売開始すると発表した。オプション設定のEtherCATカードも機能拡張が行われ、ホットコネクトなどに対応する。
新製品は既存「AR4400 モデル100H/200H」の上位に位置するもので、CPUにBroadwell世代のCore i7-5700EQ(2.6GHz/ターボブースト時 最大3.4GHz)を採用することで処理能力を高めたほか、ケースを既存製品から変更することで前面からUPSやHDDへのアクセスが可能となり高い整備性を持つ。
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メインメモリは16GB(DDR3L-Unbuffered SO-DIMM)でストレージは2TB HDD×2(RAID 1)、対応OSはWindows 7 Professional SP1(64bit)、Windows 10 IoT Enterprise 2016 LTSB(64bit)、Ubuntu 16.04 TLS(64bit)。UPSとして2500mAhnoニッケル水素バッテリーを内蔵する。
インタフェースにはUSB 3.0×6、シリアルポート(RS-232C)×2などの他、映像出力としてDVI-DとアナログRGB、拡張カード用にPCI-Express ×2などが用意されており、さまざまな周辺機器を接続できる。
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