マイクロチップ・テクノロジーは、32ビットマイコン「PIC32MZ EF」ファミリーに、温度範囲−40〜125℃のAEC-Q100グレード1規格に適合した産業用温度品を追加した。
マイクロチップ・テクノロジーは2016年11月、32ビットマイコン「PIC32MZ EF」ファミリーに、温度範囲−40〜125℃のAEC-Q100グレード1規格に適合した産業用温度品を追加したと発表した。「PIC32」シリーズとしては、初の車載グレード製品となる。
同ファミリーは、浮動小数点ユニットやCAN(Controller Area Network)などの周辺モジュールを内蔵している。温度範囲−40〜85℃の産業用温度品の一部では、新たに250MHzでの動作にも対応。高速なオーディオ処理やストリーミングを必要とするハイレゾリューションオーディオなどに利用できるという。
パッケージはTQFP/QFN/VTLA/LQFPなどで提供され、量産出荷を既に開始。高温下での安定した動作が必要とされる車載システムや産業装置に対応するとしている。
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