山洋電気はリニアサーボシステム「SANMOTION」のラインアップに、センターマグネットタイプとツインタイプを追加した。
山洋電気は2016年4月、リニアサーボシステム「SANMOTION」のラインアップに、センターマグネットタイプとツインタイプを追加したと発表した。半導体製造装置や液晶ディスプレイ製造装置、チップマウンタ、ボンダ、搬送装置などの用途向けで、同年6月1日に発売する。
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今回開発された新製品は、いずれも25Gの加速度を達成し、類似形状のコア付型リニアサーボモータでは業界トップの性能になるという。装置の駆動を高速化できるため、タクトタイムの短縮と生産性向上に貢献できる。
センターマグネットタイプは、モーター自身が磁気吸引力を打ち消すため、装置の構造を簡素化できる。また、同社従来品に比べ、センターマグネットタイプは30%、ツインタイプは12%小型化。推力は、それぞれ従来比42%および13%向上した。
マグネットレールの長さは、センターマグネットタイプは128/256/512mmの3種、ツインタイプは64/128/256/512mmの4種をそろえた。リニアモータコイルの最高速度は、センターマグネットタイプが2.5m/s、ツインタイプが3.0m/s。価格はオープンとなっている。
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