設計・製造現場を変革する3D CAD/3Dデータ活用(8)
ワークフロー図を作成し、設計だけでなく全社的な問題と課題を浮き彫りに(2/3 ページ)
ワークフロー図作成のポイント
それでは、ワークフロー図作成のポイントを示します(図2)。
そして、以下が設計部門での受注からDR(デザインレビュー)までのワークフロー図の一例です(図3)。
水色の部分は従来行っているプロセス、雲形の部分は問題と課題、黄色の部分は問題解決のために必要だと考えられる追加プロセス、赤色の吹き出し部分はその課題解決のための施策案、オレンジ色の部分はデータ収納場所を示しています。
この図3から、
- 流用設計が多い
- 新規設計の場合、設計品質問題を起こすことが多い
- 流用設計における部品の改訂ミスが多い
- 短納期対応を迫られている
- 設計の更新情報が部内に正しく伝わらないことがある
- デザインレビューの精度が低い
- デザインレビューの履歴化がうまくいっていない
といった特徴が挙げられます。このように、ワークフローを社内の営業活動から仕掛案件対応、受注、詳細設計、出図、加工、受け入れ、組み立て、調整、検収、出荷、メンテナンスとつなげることで全容を見ることができます。
また、ワークフロー図には記載しませんが、設計部門と他部門との間の問題として、
- デザインレビューの段階で、初めて図面を見ても問題が分からない
- 改訂された図面情報、部品表情報が伝わってこない
- 2D図面では組めない
- ソフトウェアを設計する際のメカ設計情報、制御に関する機器の情報が十分ではない
- 帳票に利用する図面の活用方法が面倒
といった問題も挙げられます。
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設計・製造現場を変革する3D CAD/3Dデータ活用
設計品質の向上、さらなる生産効率化など、設計・製造現場では常に厳しい要求が突き付けられている。そうした中、3D CADをはじめとしたツールの導入やより効果的な使い方を追求した組織としての取り組みも行われている。本連載では3D CAD/3Dデータ活用にフォーカスし、プロジェクト管理者がどのような視点で現場改革を推進していくべきか、そのヒントを提示する。 ◎こんなキーワードに興味のある方にオススメ:[3D CAD][3Dデータ][3D推進][3次元設計][設計品質向上][ツール導入]
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