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生産設備の全体最適化に目を向けなければ、現場の課題は解消されない――ヤマハ発動機IIoT時代にこそ、日本のモノづくりが世界で強みを発揮する(5)(3/3 ページ)

» 2017年07月12日 09時00分 公開
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AI採用で、増加する生産設備の最適化需要に対応

 IIoTの実現に向けて製造業が動き始めた現在、ヤマハ発動機では、既に先を見据え、システム統合環境における人工知能(AI)の採用を検討している。村松氏は、「組み立ての精度をより向上させ、時間がかかる調整作業の部分を人工知能で置き換えていくことを考えている」という。2018年にはこの人工知能の採用が実現する見込みだ。生産設備のさらなる効率化に向けたヤマハ発動機では、さらにその先までも見据えている。

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