ロームは、NFC(Near Field Communication)対応の車載向けワイヤレス給電ソリューションを開発した。Qi規格とNFCの融合により、スマートフォンをキーデバイスとした車載アプリケーションの技術革新が可能となる。
ロームは2019年1月15日、NFC(Near Field Communication)対応の車載向けワイヤレス給電ソリューションを開発したことを発表した。
同ソリューションは、同社が開発中の車載対応(AEC-Q100準拠)ワイヤレス給電制御IC「BD57121MUF-M」(送電側)と、STマイクロエレクトロニクスのNFCリーダー/ライターIC「ST25R3914」、制御用8ビットマイコン「STM8Aシリーズ」で構成される。
WPC(Wireless Power Consortium)のQi規格EPP(Extend Power Profile)に準拠し、15Wを供給でき、車載向け充電として要求される広範囲な充電エリアを可能にするマルチコイルタイプ(シングルコイルと比べて給電可能範囲が約2.7倍)に対応する。
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