オムロンは、ドライバーが自動車の運転に集中できる状態かを判断する技術を搭載した、「世界初」(同社)をうたう「ドライバー見守り車載センサー」を開発した。安全な自動運転の普及に貢献する実用性の高い機能が必要と考え、同センサーの開発に取り組んだという。
オムロンは2017年9月27日、“ドライバーが自動車の運転に集中できる状態か”を判断する技術を搭載した、「世界初」(同社)をうたう「ドライバー見守り車載センサー」を開発したことを発表した。
» 自動車産業、変革の時代をどう生きる? 未来への処方箋
» 燃費規制の厳格化を追い風に、車載モータの新たな需要が拡大
» 「eコックピット」は自動運転車の普及に伴い増加――2022年には830万台超へ
» 「自動追い越し」など実現するレベル2自動運転、2020年には500万台規模へ
» 「事故低減」「優れた運転体験」は自動運転市場を拡大しない
同社は、独自の画像センシング技術に時系列ディープラーニング技術を組み合わせ、ドライバーの多種多様な行動や状態をセンシングし、安全運転に適した状態かどうかを判定する「ドライバー運転集中度センシング技術」を2016年6月に発表。今回、同技術を搭載した車載センサーをさらに進化させる形で、ドライバー見守り車載センサーを開発するに至った。
ドライバー見守り車載センサーは、
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。