スマート工場の実現に関心が集まる中、国内製造業では具体的にどのような取り組みが行われているのか。鋳鉄やポンプ、バルブ、建設機械などの製造を行うクボタの枚方製造所で導入された“ユニークな仕組み”とは? ミニバックホー(小型油圧ショベル)の製造ラインを取材した。
製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「エンジニア電子ブックレット」。今回は『クボタ枚方製造所の組み立てラインに静寂を呼んだ、「お知らせ」の仕組み』をご紹介します!
製造業の組み立てラインなどでは、作業の状況やトラブル発生を知らせる仕組みとして、アンドンシステムや信号灯が用いられている。
鋳鉄やポンプ、バルブ、建設機械などの製造を行うクボタの枚方製造所では、ミニバックホー(小型油圧ショベル)の製造ラインにアンドンシステムとトラブル通知用の呼び出しボタンとコールベルを導入しているが、「問題が起きたら取りあえずボタンを押してベルを鳴らす」ことが常態化しており、その音だけでなく、都度迅速に対応しなければならないため人的リソースの問題にも悩まされていた。
“人の呼び出し”について悩んでいたところ、偶然訪れた銀座の飲食店であるモノと出会った……。そこから枚方製作所の現場カイゼンが大きく動き出したのだ。
本電子ブックレットは、TechFactoryに掲載されたレポート記事「クボタの『喧噪音が飛び交う』組み立てラインに静寂を呼んだ、四角いブロック」を基に制作しています。
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