セイコータイムシステムは、プリント基板を基準穴明機へ投入する工程を自動化する全自動型プリアライメント装置「AX-88」を2018年6月から発売すると発表した。
セイコータイムシステムは2018年6月4日、プリント基板を基準穴明機へ投入する工程を自動化する全自動型プリアライメント装置「AX-88」を同月より発売すると発表した。
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AX-88は、穴明機への待機時間や表裏反転動作を除くと、約10秒のサイクルタイムでプリント基板を基準穴明機に自動で投入できる。これまで手作業だったプリント基板の表裏反転や仮位置調整から投入までの一連の作業を全自動化し、複数の基板を連続して投入できるようになる。
本体サイズは2700×1600×1700mmで、重量は約1500kg。従来機から約3割、省スペース化した。パスラインは940mm。同社の多点振分式X線2軸穴明機「MMX-888Z」や多点振分スピンドル選択式X線穴明機「MMX-888ZT」などとの接続に対応する。
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