安川電機はACサーボドライブ「Σ-7」シリーズの新製品として、GaNパワー半導体を用いたアンプ内蔵タイプの販売を開始した。GaNパワー半導体の採用で入出力の効率を高め、小型化も進めた。
安川電機はACサーボドライブ「Σ-7」シリーズの新製品として、GaNパワー半導体を用いたアンプ内蔵タイプの「Fモデル」を開発、2017年5月23日より販売を開始した。アンプ内蔵サーボモータへのGaNパワー半導体搭載は「世界初」(同社)だという。
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GaN(窒化ガリウム、ガリウムナイトライド)はSi(シリコン)を利用した半導体に比べてより電気を通しやすく、電力損失が発生しにくいという特性からパワー半導体としての優位性を持つといわれており、SiC(炭化ケイ素、シリコンカーバイト)と並んで次世代パワー半導体として有望視されている。
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