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複数サービスロボットの一元管理をROSで検証、プラットフォーム開発着手ISID マルチロボットプラットフォーム

ISID(電通国際情報サービス)が、多種多彩なサービスロボットを一元制御してロボット間の連携を可能にする「マルチロボットプラットフォーム」の開発に着手した。既にROSを用いた検証を実施しており、公共施設や商業施設などでのサービスロボット活用促進を狙う。

» 2018年06月29日 07時00分 公開
[渡邊宏TechFactory]

 ISID(電通国際情報サービス)が、多種多彩なサービスロボットを一元制御してロボット間の連携を可能にする「マルチロボットプラットフォーム」の開発に着手した。既にROS(Robot Operating System)を用いて複数種類のロボットを一元制御するプラットフォームの稼働検証を実施しており、公共施設や商業施設などでのサービスロボット活用の促進を狙う。

 ロボットのさまざまな領域における活用は政府方針にも挙げられており、人間を相手に清掃や案内といったサービスを提供するロボット「サービスロボット」も多く登場している。しかし、これらのサービスロボットは単一サービスを提供するものがほとんどであり、ロボットの高機能化と同様に、単一のサービスを提供するロボットの自律的な連携が「ロボット活用」という目的に合致すると目されている。

「マルチロボットプラットフォーム」が目指す開発ステップ(出展:ISID) 「マルチロボットプラットフォーム」が目指す開発ステップ(出展:ISID)

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