この記事は、2018年4月9日発行の「モノづくり総合版 TechFactory通信」に掲載されたTechFactory担当者による編集後記の転載です。
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先日、パスタで橋を作ってきました。
何を言っているのか、意味が分からないと思いますが、乾燥パスタを10cmの長さに切断し、それをホットボンドでつなげていき全長40cmのパスタ橋を作ってきたのです。
実はこれ、あるワークショップの題材でして、“デザインが構造を強くすること”を検証する/学ぶために、3D CADでパスタ橋を設計し、強度解析(シミュレーション)をかけて、強い橋を作るというものです。詳しくは後日、体験レポート記事が公開されますので、設計や解析に関する内容は割愛しますが、特に面白かったのが座学です。
なぜこうなったのか、レポート記事をご確認ください
- パスタで橋を作ってデザインが構造を強くすることを証明せよ! 設計者CAE講座
お題は「橋」、部材は「パスタ」。設計者向けCAEソフトウェア「SOLIDWORKS Simulation」を題材にしたワークショップでは、デザインが構造を強くすることを証明するため、パスタを使った強い橋作りに挑戦する。設計、解析、製造、実験、コンペの各プロセスを体験することで、設計者CAEの有効性だけでなく、製造を意識した設計の在り方(製造に優しい設計)など、モノづくりに欠かせないさまざまな気付きやヒントを得ることができる。
- “派手さ”はないが本来の設計業務で輝きを放つ、堅実派3D CAD「SOLIDWORKS」
ミッドレンジ3D CADとして幅広く活用されている「SOLIDWORKS」。1995年に「SolidWorks 95」がリリースされ、ダッソー・システムズの買収を経て、現在に至るまでの歩みと、誕生以来変わらぬ製品思想とその特長を紹介する。また、現行バージョンの注目機能、次期バージョンに搭載予定の機能についても取り上げる。
- 速度と費用の関係は? 利便性と安全性の確保は? 「クラウドCAE」を徹底検証
モノづくりにおいて解析可能な規模が拡大する一方で、そのために必要なハードウェアを整備する負担も大きくなっている。そこで検討されているのが従量制のクラウドCAEである。スケールメリットを得やすく、季節変動への対応にも役立っているという。
- モデルの比較検証を「設計者CAE」の中心に、最も効果的な運用方法を考える
「設計者CAE」という言葉が設計現場で聞かれるようになって久しいですが、3D CAD推進とともにきちんと設計者CAEに取り組んでいる企業もあれば、まだ途上あるいは全く着手していないという企業もあるかと思います。連載第4回では、最も効果的な設計者CAEの推進方法と、ゴールの見えない解析依頼への対処について考察します。
- “場当たり的なCAE”をなくすための理想的なアプローチについて考える
「設計者CAE」という言葉が設計現場で聞かれるようになって久しいですが、3D CAD推進とともにきちんと設計者CAEに取り組んでいる企業もあれば、まだ途上あるいは全く着手していないという企業もあるかと思います。連載第5回では、求めたいことが不明瞭なまま、取りあえず解析依頼をしてくるケースに着目。場当たり的なCAEを減らすためのアプローチについて、筆者の考えを述べます。
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