これらは製造業IoTの第一歩といえる可視化ソリューションであるが、「10万円以下という低価格からの取り組みが可能」「事業者が自身の手で導入できる」「部分的な導入が容易」といったメリットを持つ。また、HMIをデータ収集プロセスに介在させることで、「人がどのように関与したのか」の測定も行える。
林氏が製造業へのヒアリングを進める中では「装置が故障で止まっていると思ったら、段取り変更のために作業員が止めていた」といった話もあったそうだ。製造業への可視化ソリューションというと初歩的なものに見えがちであるが、「“見るべき所をハッキリ見る”ことはまだ不足している」という林氏のコメントは、つながる工場の難しさを端的に示している。
最短1カ月で導入可能、ARで保守作業を効率化するソリューション
小さく始める製造業IoTが増えていく
日本の製造業を「後付けでIIoT対応」させるIoT基盤
「チョコ停」の要因解析を支援するアプリケーションパッケージ
PC工場をIoT技術で見える化――不具合原因特定の効率化や輸送コスト削減に貢献Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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