図研エルミックは、生産現場におけるチョコ停の要因解析のためのデータ収集を容易にするアプリケーションパッケージ「チョコ停Finder」の販売開始を発表した。
「チョコ停」とは、生産ラインが自動運転中に突然停止する故障のうち、一時的なトラブルにより停止し、比較的容易に復旧できる故障を意味する。
チョコ停は、復旧が容易である半面、その原因の特定が非常に困難で必要な対策がとりづらいことから、工場の生産性低下につながる大きな要因となっている。
こうした課題を受け、図研エルミックは生産現場におけるチョコ停発生の要因解析のためのデータ収集を容易にするアプリケーションパッケージ「チョコ停Finder」を開発。2016年9月16日から販売を開始した(販売価格はオープン、年間100式の販売目標を掲げる)。
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