“All Programmable”を掲げるザイリンクスが自らを「ソフトウェアの会社」と言い切るその真意は。開発者イベント「XDF2017」から見えてくる、風向きの変化とは。
「ザイリンクスはソフトウェアの会社と言っていい」
エレクトロニクス業界の知識や経験がある人間ならば驚くせりふを口にするのは、FPGA大手である米Xilinxの日本法人、ザイリンクスのサム・ローガン氏だ。
ザイリンクスはソフトウェア定義のプログラミングモデルでさまざまな分野の要望に対して柔軟に対応する「All programmable」を戦略として掲げ、FPGAベンダーからSoCベンダーへと変貌した。それでもデバイスを売るビジネスであることに変わりはなかったが、2017年10月に開催された開発者イベントでは、風向きの変化を感じさせた。
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