富士通エフ・アイ・ピーは、流通業界を中心に製造業などへの展開を見据えたEDIクラウドサービス「TradeFront/6G」を発売した。
富士通エフ・アイ・ピーは2017年8月、流通業界を中心に製造業などへの展開を見据えたEDIクラウドサービス「TradeFront/6G(トレードフロント シックスジー)」を発売した。サービスの提供開始は2017年11月を予定する。
「TradeFront/6G」は、小売約250社、卸・メーカー約3万社に利用されている企業間EC/EDIサービス「TradeFrontシリーズ」の後継サービスである。従来の流通BMS(Business Message Standards)の基本機能を継承しながら、システムをクラウド基盤上に搭載し、機能強化を行ったものだ。
新規の取引先との接続を追加する際、従来はシステムエンジニアが取引先の登録を行っていたが、顧客自身が簡単に取引先の追加登録から接続テストまで行える「セルフサービス機能」を追加している。
さらに、富士通グループのデータセンター間閉域網と接続されるため、同データセンター内に基幹システムなどがある企業は、新たにネットワークを敷設することなく、短期間・低コストで接続が可能となる。また、閉域網に接続されている各種サービスも簡単に利用できるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。