日立ソリューションズは、製造業のグローバルな製品開発体制における業務において、機密性の高いデータを安全に共有できる「活文 機密情報共有・活用ソリューション」の提供を開始する。
グローバル展開に伴う複数拠点間での協調設計が進む中、企業ではCADデータに代表される大容量データのやりとりに多くの手間と時間を費やしている。また海外では雇用の流動性が高く、以前の担当者が行った過去のやりとりの共有が困難であり、機密性の高いデータの流出リスクも懸念されていた。
こうした状況を踏まえ日立ソリューションズは、製造業のグローバルな製品開発体制における業務において、機密性の高いデータを安全に共有できる「活文 機密情報共有・活用ソリューション」の提供を2017年7月3日から開始すると発表した。
同社はこれまで、ビジネスコンテンツの活用を支援する「活文」の情報共有基盤を用い、大容量データの高速転送、テキストでのやりとりの可視化、ファイルのアクセス権管理によって、企業間の円滑な情報共有を実現してきた。今回提供を開始するソリューションでは、クライアントPC内に情報を持ち出せない機密環境を用意し、活文の情報共有基盤と連携することで、安全で効率的な協調設計環境を実現するという。
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