品薄状態が続く「Nintendo Switch」の特徴の1つである、ゲームコントローラー「Joy-Con」。分離合体可能なコントローラーのNFC制御などにはリアルタイムOSが利用されている。
「品薄状態のおわび」を任天堂が自社サイトに掲載するほどの人気ゲーム機「Nintendo Switch」。その特徴の1つに、2つの小型コントローラーが無線接続された「Joy-Con」の存在を挙げられる。このJoy-Conはそれぞれが単体のコントローラーとして機能する他、2つを組み合わせて1つの大型コントローラーとして利用できるといった柔軟性を持つ。
分解記事を見れば分かる通り、Joy-Conには2.4GHz帯通信用トランシーバーICやIRカメラ、NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)アンテナなどが搭載されている。このNFC制御に用いられているのが、イーソルのμITRON4.0仕様準拠リアルタイムOSだ。イーソルが2017年6月23日、採用を明らかにした。
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