――アルテラ時代から、FPGAは「Stratix」「Arria」「Cyclone」「MAX」といったセグメントで展開されていました。エッジのAI実行環境として適するセグメントはどこでしょう。また、エッジ環境だけで学習と推論を行うことは現実的にあり得ますか?
Friebe氏 FPGAはエッジからクラウドまでいろいろな領域で利用できるデバイスです。AIの実行(ディープラーニング学習モデルの推論)という観点では、ミッドレンジからハイエンドを推奨することになると思いますが、最終的にはパワーと消費電力、価格を勘案することになります。例外は自動車です。搭載対象の位置付けとしてはエッジの領域ですが、FPGAはミッドレンジ以上の製品が選択されるでしょう。
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