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「従業員との相性」を重視が93%――20代の転職は知名度よりも“やりがい”ビズリーチ 転職活動の企業選び

20代向けレコメンド型転職サイト「キャリアトレック」は、転職活動の企業選びに関する調査結果を発表した。

» 2016年12月02日 15時00分 公開

 ビズリーチが運営する20代向けレコメンド型転職サイト「キャリアトレック」は2016年10月、転職活動の企業選びに関する調査結果を発表した。同調査は20代のキャリアトレック会員を対象とし、326人から回答を得た。


 転職先の企業を選ぶ際に重視する項目について尋ねたところ、「よく知られた有名企業であるか」について、「全く重視しない」(24%)と「どちらかと言えば重視しない」(37%)を合わせて61%が「重視しない」と回答した。

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9割が従業員との相性を重視

 「従業員との相性がよい(こと)」は、「とても重視する」(56%)、「どちらかと言えば重視する」(37%)を合わせて「重視する」が93%を占めた。

 「ビジョンや事業戦略に共感できるか」と「裁量権が大きくやりたい仕事か」についても、「どちらかと言えば重視する」を含めた8割超が「重視する」と回答した。20代は転職先を選ぶ際、知名度やステータスにとらわれず、自分との相性を見極め、やりがいを感じられる仕事に取り組みたいと考えているようだ。

 「転職活動で企業に抱いていた印象が変化した経験はありますか」という質問に対しては、60%が「ある」と回答。続いて、印象が変化したと回答した人に何がきっかけで変化したかを尋ねた。その結果、「面接官を通じて」「社員に会って」が多数を占めた。実際に働いている社員とのコミュニケーションがきっかけになり、企業への印象が変化していることがうかがえる。

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 「理想のキャリア・仕事・働き方」に関するフリー回答では、「周囲とチーム戦で働くことができる」「人との関係を大事にしながら働けること」「個性を生かす企業文化であること」などのコメントが寄せられた。20代にとっての理想は、仲間とのコミュニケーションを重視しながら、自分らしく働くことのようだ。


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