インターネットイニシアティブ(IIJ)とブレインズテクノロジーは、機械学習を活用してシステム障害の予兆検知を可能にする監視システムを共同開発し、IT設備やIoTデバイスの障害予兆検知ソリューションとして販売する。
近年、人工知能(AI)技術の業務への利活用が進む中、機械学習における応用分野が広がりつつある。データ入力を通して反復的に学習を行い、そこに潜むパターンを見つけ出すことで将来の予測を可能とする機械学習の技術は、人間の業務を代行することによる工数削減とともに、人間が行うよりも高精度な予測が可能となることから、今後ビジネスへの適用がさらに広がっていくと考えられている。
こうした中、インターネットイニシアティブ(IIJ)とブレインズテクノロジーは、機械学習を活用してシステム障害の予兆検知を可能にする監視システムを共同開発。2016年11月28日に、IT設備やIoTデバイスの障害予兆検知ソリューションとして、通信事業者やIoTビジネスを展開する企業などを対象に販売すると発表した。
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