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» 2018年11月22日 09時00分 公開

PTC Forum Japan 2018:PTCが目指す「フィジカル×デジタル×ヒューマン」の世界

PTCジャパン主催の年次ユーザーイベント「PTC Forum Japan 2018」(会期:2018年11月13日)で、PTC アジア太平洋地域 統括責任者の桑原宏昭氏が国内における同社ビジネスのハイライトを紹介するとともに、フィジカルとデジタルの融合におけるIoT/ARの役割について、あらためてその考えを示した。

[八木沢篤,TechFactory]

 「フィジカル(物理)の世界とデジタルの世界が融合することで、そこから新しい世界が開け、新しい製品、新しいサービスが生み出されていく。そうした新しいイノベーションを創出するお手伝いをするのがわれわれのミッションである」

 そう語るのは、PTCジャパン主催の年次ユーザーイベント「PTC Forum Japan 2018」(会期:2018年11月13日)の冒頭に登壇したPTC アジア太平洋地域 統括責任者の桑原宏昭氏だ。

PTCジャパンのハイライトとトピック

 同氏によると、PTCジャパンにおけるIoT(Internet of Things)およびAR(拡張現実)関連の新規顧客数の伸びは非常に好調で、前年度比で倍増したという。「前回のPTC Forum Japanでも同様の数値を発表し、その時も前年度比2倍の成長と報告したが、さらに2倍の伸びを見せている。IoTとARはPTCが近年特にフォーカスしている領域であり、次々と新規導入されるお客さまが増えていることは非常に誇らしい」(桑原氏)と、IoT/AR領域における好調さをアピールする。

PTCのビジネスハイライトについて(出典:PTCジャパン) PTCのビジネスハイライトについて(出典:PTCジャパン)

 さらに、IoTおよびPLMに関してもリーダーシップを発揮しているとし、「PTCが目指しているのは、デジタルデータをPLMでためて、そのPLMの情報にIoT、ARを組み合わせてイノベーション創出を加速させることだ」と桑原氏は説明する。PTCジャパンにおいてもPLMおよびIoT領域でのビジネスが好調だとし、市場だけではなく、多くのアナリストからも高い評価を得ているいう。

 なお、同社は2年ほど前からサブスクリプションモデルを導入しており、現在、新規契約におけるサブスクリプションライセンスの利用率は82%を占めるまでになっている。特に初期導入コストが抑えられることからPLMでの利用が進んでおり、「2019年度は100%のサブスクリプション化を進めていく」と桑原氏は意気込む。

CAD/PLM、IoT、AR領域におけるPTCのユーザー企業の例 CAD/PLM、IoT、AR領域におけるPTCのユーザー企業の例(出典:PTCジャパン)

フィジカルの世界とデジタルの世界は近そうで遠い

 続いて桑原氏は冒頭のメッセージに関連する同社のロゴデザインについてあらためて説明。「3年ほど前にロゴを一新した。上側の“P”は『フィジカルの世界』、下側の“D”は『デジタルの世界』を表している。このロゴが示す通り、PTCのミッションはフィジカルの世界とデジタルの世界をつなぎ合わせて、新しいイノベーションを提供することだ」(桑原氏)

 ただ、現時点の環境に目を向けてみると、「フィジカルの世界とデジタルの世界は近そうで遠い」と桑原氏は表現する。

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