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トヨタ系完成車メーカーが車両監査業務で音声認識キーボード入力システムを活用:計測結果の転記、PC入力作業を「音声」で
トヨタ車体グループの完成車メーカーである岐阜車体工業は車両監査業務において、アドバンスト・メディアの音声認識キーボード入力システム「AmiVoice Keyboard」を採用した。
アドバンスト・メディアは2018年5月28日、岐阜車体工業が車両監査業務において、日本語109キーボードを声でコントロールできる音声認識キーボード入力システム「AmiVoice Keyboard」を採用したことを発表した。
トヨタ車体グループの完成車メーカーである岐阜車体工業は、「ハイエース」「コースター」の生産を手掛けており、スマート工場化に向けて積極的にITを活用しているという。
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音声入力により、車両監査の作業時間を3分の2に削減
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