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検査完了で所見入力が完了する、音声認識所見入力システムレイシスソフトウエアーサービス VoiceCapture

レイシスソフトウエアーサービスが、音声認識による医療機関向け所見入力システム「VoiceCapture」を販売開始した。日本消化器内視鏡学会のJEDに準拠、他の電子カルテやファイリングシステムとも連動する。

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 レイシスソフトウエアーサービスは2017年2月2日、音声認識による医療機関向け所見入力システム「VoiceCapture」の販売を開始した。


 新製品は内視鏡検査など医師の両手がふさがる検査において、検査と同時に音声にて所見の入力を行うことで効率化を図るシステム。既に下部内視鏡対応システムの販売は開始しており、新たに上部内視鏡にも対応するシステムとして販売を開始する。開発には、国立病院機構 京都医療センター 消化器内科医長の水本吉則氏の協力を経ている。

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「VoiceCapture」システム全体図(出展:レイシスソフトウエアーサービス)

 日本消化器内視鏡学会のJED(Japan Endoscopy Database)構築に準拠しており、他社の電子カルテやファイリングシステムとの連携にも対応する。また、所見入力結果で構築されるデータベースについては表示項目の編集(追加、変更など)も可能で、入力音声についても辞書はテキストファイルにて管理されるため、容易に変更が可能だ。

 同種システムは消化器系医師からの注目も高いことから、同社では向こう5年間で1万1000施設への導入を目指すとしている。

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