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バーチャル空間で3Dデータに触れる「EXOS」は、なぜB2B市場を狙うのかTechFactory通信 編集後記

“触れること”は大切。

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TechFactory通信 編集後記

この記事は、2018年4月23日発行の「モノづくり総合版 TechFactory通信」に掲載されたTechFactory担当者による編集後記の転載です。

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 exiii(イクシー)という会社をご存じでしょうか? 高額な筋電義手を低価格で実現する「handiii」や同技術をオープンソース化した「HACKberry」などを手掛けてきたスタートアップ企業で、最近ではVR(仮想現実)領域で新たなソリューションを提案しています。

 それが、触覚ウェアラブルデバイス「EXOS(エクソス)」です。従来のVRは、基本的に視聴覚の情報を基にバーチャル空間を体験するものでしたが、そこにある3Dオブジェクトに触れることはできませんでした。この従来のVRに存在した“物足りなさ”を解消するのが、EXOSです。「触覚」とある通り、バーチャル空間の3Dオブジェクトに触れられることを目指したデバイスで、現在、手に装着して指でモノをつかむ感覚を再現する「EXOS Gripper DK1」と、手首に装着して固定物に触れた感覚を再現する「EXOS Wrist DK1」をリリースしています。


バーチャル空間で3Dデータに触れる「EXOS」は、なぜB2B市場を狙うのか

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