SOLIDWORKSの年次ユーザーイベント「SOLIDWORKS World 2019」で発表された新戦略「3DEXPERIENCE.WORKS」。より“ダッソー・システムズ色”が強まったといえるこの動きに、SOLIDWORKSユーザーは何を思うのか。3つの視点にフォーカスして、同イベントを振り返ってみたい。
今回の「SOLIDWORKS World 2019」(会期:現地時間2019年2月10〜13日/場所:米国テキサス州ダラス)は、どちらかというと新製品や新機能にフォーカスした従来の内容というよりも、戦略やビジョンに関するSOLIDWORKSとしての(ダッソー・システムズとしての?)意思表示、宣言のような側面を強く感じた。
一言でいうと、より“ダッソー・システムズ色”が強まったといえる。現地にいたSOLIDWORKSユーザーからは「いよいよか」との不安とも取れる声も聞かれ、“その変化”をどう受け止めてよいか思いをめぐらしている様子だった。
このたびの開催を含めて過去5回、SOLIDWORKS Worldの取材をしてきた立場から、彼らがこれまで訴え続けてきた、
の3つの視点にフォーカスし、SOLIDWORKS(あるいはこのイベント)がどう変わろうとしているのか整理してみたいと思う。
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