PoC(概念実証)を実施すべき理由と検証時のポイント:製造現場のIoT活用を成功に導く5つのポイント(2)(3/3 ページ)
- IoT導入の目的と取り組みの方向性を考える
IoTコンサルタントとして、主に製造業でのIoT導入を支援してきた筆者の経験を踏まえ、工場(製造現場)におけるIoT導入を進める上で「まず考えておくべきこと」や「気を付けておきたいポイント」などを詳しく解説する。連載第1回は「IoT導入の目的と取り組みの方向性」について取り上げる。
- 想像してみよう、もしもIIoTの世界でセキュリティ対策をしなかったら?
工場や重要インフラで利用されつつある「インダストリアルIoT(IIoT)」の世界に着目し、IoTセキュリティの現実的な仕組みと課題について解説する本連載。第3回では、IIoTの世界で適切なサイバーセキュリティ対策を施さなかったらどうなるのかを想像することで、セキュリティ対策(投資)の必要性に対する理解を深めたい。
- Intelの半導体製造工場の生産効率改善にIoT活用――使えるデータをタイムリーに
富士通とインテルは、IoT分野における協業の第2弾として、インテルの半導体製造拠点であるマレーシアのペナン工場における工場全体の生産効率可視化システムの共同実証を開始。これまで、工場の環境情報や製造ラインの稼働状況を経営層がタイムリーに把握できず、工場全体あるいは製造ラインの効率改善につなげることができなかったが、IoTを活用したシステムを導入したことで迅速な対応が可能となった。
- IoTを活用した次世代工場実現へ――オークマの新工場で共同実証を開始
オークマと日立製作所は、IoTを活用したスマート工場の実現に向け、マスカスタマイゼーションに対応した高効率生産の先進モデル確立に関する協創を開始。「生産の見える化の進化」と「工場制御周期の高速化」をテーマに、両社のノウハウを融合し、オークマの新工場「Dream Site2」において実証モデルを構築した。
- パナソニック アプライアンス社、25項目の工場指標をBIダッシュボードで見える化
ウイングアーク1stは、パナソニック アプライアンス社が家庭用燃料電池「エネファーム」を製造する草津工場(滋賀県草津市)で、BIダッシュボード「MotionBoard」を導入したことを発表した。
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