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パナソニック アプライアンス社、25項目の工場指標をBIダッシュボードで見える化ウイングアーク1st MotionBoard

ウイングアーク1stは、パナソニック アプライアンス社が家庭用燃料電池「エネファーム」を製造する草津工場(滋賀県草津市)で、BIダッシュボード「MotionBoard」を導入したことを発表した。

» 2018年08月03日 07時00分 公開
[八木沢篤TechFactory]

 ウイングアーク1stは2018年7月20日、パナソニック アプライアンス社が家庭用燃料電池「エネファーム」を製造する草津工場(滋賀県草津市)で、BIダッシュボード「MotionBoard」を導入したことを発表した。

 エネファームを製造するパナソニック アプライアンス社は、草津工場を拠点とし、2019年度末までに自社累計20万台の生産目標を掲げており、IoT(Internet of Things)を活用した高効率、高品質工場の実現に取り組んでいる。

 具体的には、デジタルによる“見える化”を追求した「現場密着のIT」の使い倒しと、AIやセンシングなどの技術を駆使した「先進のIT」の使いこなしを高度に融合させ、付加価値の高い製品を作る“究極の工場IoT”の実現を目指す。


 草津工場における「人モノづくり」をベースとしたIoTへの取り組みは、4M3H()に関するデータを集約し、その変化点を見える化することからスタート。そのデータ基盤として採用されたのが、MotionBoardである。

4Mは「Man(作業者)」「Machine(機械設備)」「Material(原材料)」「Method(作業方法)」のことで、これら要素の組み合わせよって生産性や品質が決まるとされている。一方、3Hは「初めて」「変更」「久しぶり」のことで、これらに起因するヒューマンエラーを削減することで、効率を高めることができる。

「MotionBoard」採用の決め手は?

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