ダイジョブ・グローバルリクルーティングは、2018年5月末時点のグローバル転職求人倍率について発表した。
ダイジョブ・グローバルリクルーティングは2018年6月27日、2018年5月末時点のグローバル転職求人倍率について発表した。
グローバル転職求人倍率は、2カ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人数÷そのスキルを持つ求職者数にて算出。2018年5月のグローバル転職求人倍率は1.85倍だった。この値は前月より0.26ポイント高く、2017年同月の1.24倍と比べても0.61ポイント上昇していることから、求職者に有利な市況となっている。なお、グローバル転職求人倍率は、2017年10月から8カ月連続で、求人倍率が前年同月を上回っている。
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業種別に見ると、グローバル転職求人倍率のトップは「製造業」(4.54倍)。続いて「農林水産、鉱業」(4.17倍)、「情報通信業」(3.91倍)だった。
求人数が前月と比べて増加したのは、「卸売業、小売業」「宿泊業、飲食サービス業」「金融業、保険業」「運輸業、郵便業」「情報通信業」「サービス業」「農林水産、鉱業」の7業種。求職者数は「卸売業、小売業」「建設業、不動産業、物品賃貸業」「医療、福祉」の3業種が、前月と比べて増加している。
グローバル転職求人倍率を職種別に見ると、「メディカル、医薬、バイオ、素材、食品技術系」が18.00倍で最も高かった。続いて「電機(電気、電子、半導体)技術系」(16.33倍)、「総務、人事、法務」(5.50倍)だった。「電機(電気、電子、半導体)技術系」は前月比で+9.33ポイントと、他の職種と比べて突出して増加している。
前月と比べて求人数が増加した職種は、「IT技術系」「財務、会計」「総務、人事、法務」「カスタマーサービス」「営業」「コンサルティング」「ホテル、レジャー、外食系、旅行」「金融、銀行、証券、保険関連」「クリエイティブ(インターネット関連)」「クリエイティブ(広告、出版、放送、映像関連、その他)」の10職種。
求職者数は「IT技術系」「機械(自動車、プラント、精密機器)」「営業」「医療、福祉、介護」「金融、銀行、証券、保険関連」「クリエイティブ(インターネット関連)」の6職種が、前月と比べて増加している。
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