「QFD(Quality Function Deployment)」の現状と未来について、「第23回 品質機能展開シンポジウム」(主催:日本科学技術連盟)に登壇したISIDエンジニアリング 技術顧問の岡建樹氏の講演「『QFD-Advanced』〜QFDの更なる深化、更なる活用へ向けて〜」の内容を基に解説する。
製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「エンジニア電子ブックレット」。今回は『品質を作り込む「QFD」の有効性と現状、そして進化型QFDとは?』をご紹介します!
「QFD(品質機能展開:Quality Function Deployment)」とは、新製品/新サービスの開発などで、顧客ニーズとそれを実現するための設計との関係を明確化し、確実に品質を作り込むことができる設計アプローチのことである。
QFDを実践することにより、顧客ニーズを製造工程まで順次展開し、設計意図を確実に伝え、製品およびサービスの品質を向上させる。さらに、QFDは製品の企画段階だけでなく、各検討段階においても活用可能で、これまで多くの企業で実践されてきた手法として知られる。
日本科学技術連盟主催の「第23回 品質機能展開シンポジウム」では、講演を通じてQFDの現状と未来像を紹介。その中でISIDエンジニアリングの岡建樹氏が登壇し、「『QFD-Advanced』〜QFDの更なる深化、更なる活用へ向けて〜」をテーマに、現状のQFDの課題、そして進化型QFDといえる「QFD-Advanced」について解説した。
本電子ブックレットは、TechFactoryに掲載されたレポート記事「品質を作り込む『QFD』の有効性と課題、そしてさらなる活用に向けたアプローチ」を基に制作しています。
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