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品質を作り込む「QFD」の有効性と課題、そしてさらなる活用に向けたアプローチ第23回 品質機能展開シンポジウム 講演レポート(1/2 ページ)

日本科学技術連盟が主催した「第23回 品質機能展開シンポジウム」において、ISIDエンジニアリング 技術顧問の岡建樹氏が登壇。「『QFD-Advanced』〜QFDの更なる深化、更なる活用へ向けて〜」をテーマに、QFDの有効性と現状の課題、そして進化型QFDといえる「QFD-Advanced」について詳しく説明した。

» 2017年11月15日 09時00分 公開
[長町基TechFactory]

 日本科学技術連盟は、このほど「第23回 品質機能展開シンポジウム」を開催した。「QFD(Quality Function Deployment)」は、新製品や新サービスの開発などで、顧客要求とそれを実現するための設計との関係を明確にし、確実に高い品質を作り込むことができる設計アプローチだ。QFDの実践により、顧客要求を製造工程まで順次展開することで、設計意図を確実に伝え、製品やサービスの品質を向上させることができる。また、QFDは製品の企画段階だけでなく、さまざまな検討段階においても利活用でき、今まで数多くの企業で実践されてきた有効な手法である。

 今回のシンポジウムでは、講演を通じてQFDの現状と未来像を紹介。その中でISIDエンジニアリング 技術顧問の岡建樹氏が登壇し、「『QFD-Advanced』〜QFDの更なる深化、更なる活用へ向けて〜」をテーマに現状のQFDの課題と、それに対応した「QFD-Advanced」について詳しく説明した。

「機能」とは?

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