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ISID、故障予知における“センサー設計の最適化”を支援する「MADe PHM」提供開始稼働データを的確かつ効率的に取得

電通国際情報サービス(ISID)は、PHM Technologyが手掛けるセンサーアーキテクチャ最適設計、検証ツール「MADe PHM」の取り扱いを開始した。

» 2018年05月31日 07時00分 公開
[八木沢篤TechFactory]

故障予知分析に必要となる稼働データを的確かつ効率的に取得

 電通国際情報サービス(以下、ISID)は2018年5月16日、オーストラリアのPHM Technologyが手掛けるセンサーアーキテクチャ最適設計、検証ツール「MADe PHM(メイド ピーエイチエム)」の取り扱い開始を発表した。

 MADe PHMは、製品や設備の故障予知分析に必要となる稼働データを的確かつ効率的に取得するために、設計、開発段階から最適なセンサー配置を分析および検証できるツールである。


故障予知の実現における現場課題を解消する「MADe PHM」

 近年、故障予知技術への要求が高まる一方で、多くの企業が「分析のベースとなる稼働データを適切に取得できていない」という課題に直面している。通常、故障予知分析は、対象物と同種の機器が過去に故障に至るまでの稼働データ(故障データ)との比較を用いて行われる。

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