ロームが自動車向け機能安全規格「ISO 26262」の開発プロセス認証を取得した。これにより同社開発プロセスがASIL-Dまで対応可能と認められたことになる。
電子部品製造大手のロームが、自動車向け機能安全規格「ISO 26262」の開発プロセス認証を取得した。この取得により、同社の車載向けデバイス開発プロセスがISO 26262における最高安全水準であるASIL-Dまで対応可能と認められたことになる。
ISO 26262は機能安全規格「IEC61508」から派生した、自動車向けの電気・電子システム(E/ES)に関する機能安全規格。2018年中に発行が予定されている第2版では対象として2輪車やバスが加わるだけではなく、半導体パートが追加されるため、車載半導体を手掛ける企業としてISO 26262の重要度は増しているといえる。
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