トッパン・フォームズは、バッテリー不要で簡易センサーとして利用できる検知機能付きICラベル「開封検知ICラベル」と「水濡れ検知ICラベル」を新規開発した。使用するシステムや読み取り用リーダーなどを含め、2020年度までに30億円の売り上げを目指すという。
トッパン・フォームズは2018年3月13日、バッテリー不要で簡易センサーとして利用できる検知機能付きICラベル「開封検知ICラベル」と「水濡れ検知ICラベル」を新たに開発したことを発表した。
従来のIDのみを取得するICラベルとは異なり、IDの取得に加え、“内部アンテナの断線”を検知することで、「開封された」「水にぬれた」といったラベルの状態を容易に把握できる。これにより、人手による物品管理業務の効率化や真贋判定業務の精度向上などが図れるという。
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富士通、工数を約15%削減できる部品ピッキング作業支援ソフトウェアCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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