セミナーに登壇したNECの神保典和氏(第一製造業ソリューション事業部 ものづくりIoTインテグレーション部)はこうした自社の取り組みを紹介しながら、CeBITやハノーバーメッセといった海外展示会における各社の動向、それにロボット革命イニシアティブ協議会、IVI(Industrial Value chain Initiative)といった団体の活動に触れ、「IoT技術を用いたモノづくりの高度化が、いよいよ実践段階に入った」と現状を説明する。
NECのIoTを活用したものづくりのソリューションは体系化されており、「NEC Industrial IoT」と呼ばれる。製造業の企業活動に関する全領域のデータをデジタル化してつなげ、AIなどの技術を利用してサプライチェーン全体のQCD向上や品質課題の改善スピード向上などを実現するものだ。
技術的なコアとなるのはもちろん、「NEC the WISE」と名付けられたAI技術群である。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。