この記事は、2017年12月4日発行の「モノづくり総合版 TechFactory通信 」に掲載されたTechFactory担当者による編集後記の転載です。
⇒メール購読についてはコチラから
“次の100年”に向け、イノベーション量産化技術の開発に取り組むパナソニック。従来の事業部制を前提とした縦割りによる個々の強化だけでなく、今後は組織や職能を超えた横の連携が必要不可欠だとし、同社は“クロスバリューイノベーション”の量産化の実現を目指しています。
2017年7月に行われたパナソニック技術セミナーにおいて、同社 ビジネスイノベーション本部 副本部長の馬場渉氏は、縦の強みで成長してきたパナソニックを「タテパナ」、今後求められる横連携で成長していくパナソニックを「ヨコパナ」と表現。そして、ヨコパナによるクロスバリューイノベーションの量産化の実現に必要な要素として、「テクノロジー」「カルチャー」「デザイン」の3つを挙げ、そのうちテクノロジーの領域に対する取り組みを紹介しました(関連記事:パナソニック、次の百年の計「ヨコパナ」でイノベーションを量産化 )。
続きを閲覧するには、ブラウザの JavaScript の設定を有効にする必要があります。
やさしく教える「破壊的イノベーション」の基礎
破壊的イノベーションとは何か? 破壊的イノベーターになるにはどうしたらよいか? ダッソー・システムズ主催「3DEXPERIENCE FORUM Japan 2017」の特別講演に登壇した関西学院大学 経営戦略研究科 教授の玉田俊平太氏が「製造業のためのイノベーションの兵法」を分かりやすく解説してくれた。
パナソニック、次の百年の計「ヨコパナ」でイノベーションを量産化
製造業のビジネスモデルが「モノづくり」から「コトづくり」へとシフトする中、パナソニックは、これまで日本の製造業が世界をリードしてきた生産技術/量産化技術をヒントに“イノベーションの量産化技術”を実現し、同社の成長の源泉であるクロスバリューイノベーションの取り組みを加速させようとしている。
GEから学べ! 次世代製造業の実現に向けたデジタル変革“3つの挑戦”
デジタルへの投資を強化し、自らを「デジタル・インダストリアル・カンパニー」と位置付けるGE。コングロマリットとしてのかつてのGEから脱却を図り、「選択と集中」に取り組み、デジタル変革の道を突き進む理由とは何か。そして、デジタル・インダストリアル・カンパニーへと生まれ変わるために必要な3つの原動力とは? GEジャパン 代表取締役社長兼CEOの熊谷昭彦氏が語った。
包括的なアプローチで製造業のデジタル化を推進するシーメンス
シーメンスがデジタル事業を強化する背景とそのビジネス戦略、そして同社のデジタルプロダクト/サービスの方向性について、シーメンス 代表取締役社長兼CEOの藤田研一氏が語った。
デジタル化が進まぬ国内製造業、その背景にある課題とは?
IDC Japanは、国内製造業388社を対象に、製造10分野におけるデジタル化の実態について調査を実施。その結果をレポート「2017年 国内企業のデジタルマニュファクチャリングへの取り組み状況とPLMソフトウェア市場動向の調査」にまとめた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.