ディジレントは、波形発生器とロジックアナライザを搭載した、USB、Wi-Fi対応オシロスコープ「OpenScope MZ」を発表した。アナログ/デジタル信号のキャプチャーや可視化、制御に使用でき、USBやWi-Fiを介してスマートフォンなどと連携できる。
ディジレントは2017年9月、波形発生器とロジックアナライザを搭載した、USB、Wi-Fi対応オシロスコープ「OpenScope MZ」を発表した。アナログ信号、デジタル信号のキャプチャーおよび可視化、制御に使用でき、USBやWi-Fiを介してスマートフォンやコンピュータと連携できる。
マイクロコントローラー(MCU)には、Microchip Technology(マイクロチップ・テクノロジー)の「PIC32 MZ」を採用。200MHzに対応し、2048KBのフラッシュメモリ、512KBのRAMを搭載した。「PIC32MZ2048EF」の開発ボードとして、スタンドアロンモードでも使用できる。
他に、最大10Mサンプル/秒の更新レートで1MHzの帯域幅を持つファンクションジェネレーター出力と、2MHz帯域幅で12ビット、最大6.25Mサンプル/秒のサンプリングレートを備えたスコープチャンネルを搭載している。電源は、最大50mAと±4Vの電力を供給するプログラマブル電源を採用した。
OpenScope MZには、無料のアプリケーションソフトウェア「Waveforms Live」が付属。同ソフトウェアと組み合わせて使用することで、コンピュータをオシロスコープ、波形ジェネレーター、ロジックアナライザー、電源およびデータロガーに設定できる。これらは全て、Wi-Fiを介してOpenScope MZからコンピュータで利用可能だ。
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