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最大15MHzで動作可能な60WのE級アンプ開発基板EPC EPC9083

エフィシエント・パワー・コンバージョン(Efficient Power Conversion:EPC)は、耐圧200VのeGaN FETを搭載した60WのE級アンプ開発基板「EPC9083」を発表した。最大15MHzまで動作でき、ワイヤレスパワー用途で一般的な6.78MHzに対応する。

» 2017年09月27日 12時00分 公開

 エフィシエント・パワー・コンバージョン(Efficient Power Conversion:EPC)は2017年8月、耐圧200VのeGaN(エンハンスメント モード窒化ガリウム オン シリコン)FETを搭載した、60WのE級アンプ開発基板「EPC9083」を発表した。最大15MHzまで動作でき、ワイヤレスパワー用途で一般的な6.78MHzに対応する。


60WのE級アンプ開発基板「EPC9083」 60WのE級アンプ開発基板「EPC9083」

 同製品は、耐圧200Vでオン抵抗25mΩのeGaN FET「EPC2046」を搭載。EPC2046は、従来製品に比べてスイッチング損失を低く抑えている。差動モードでの動作が設定されているが、シングルエンドモードで動作するよう再構成することも可能だ。他に、ゲートドライバと論理回路用レギュレーターを搭載している。

 ワイヤレスパワーなどのE級用途向けだが、ローサイドスイッチが使われる用途にも活用できる。例えば、電流モードのD級アンプ、プッシュプルコンバーター、共通ソースの双方向スイッチ、LiDAR(光による検出と測距)など、高電圧の狭いパルス幅のアプリケーションに利用できるという。

 単価は158.13米ドルで、Digi-Keyのウェブサイトから購入できる。セットアップ手順や回路図、部品表などを含むクイックスタートガイドも提供している。

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