Bluetoothは2.4GHz帯を使う近距離通信技術で、2400MHz〜2480MHzの中で周波数ホッピングを行い、中心周波数を時間的に変化させながら通信する干渉に強い規格だ。Bluetoothにはバージョン1.1から最新版の5まであり、3.0まではデータレートを高速化する流れがあり、携帯電話ヘッドセットやPCの周辺機器などで使われていたが、Bluetooth 4.0で加わったBluetooth LE(Low Energy)で、超低消費電力での動作が可能になったことで、スマートウォッチや各種センサー/ビーコンとの通信に用途が広がっている。最新のBluetooth 5もBluetooth LEがベースになっているという。
Bluetooth規格の一部(出典:テクトロニクス)
- “技術の尻尾”を計測で捕まえるには
NIの「LabVIEW」は計測制御分野の開発環境として広く使われているが、進歩する技術に追従するため、ついに次世代製品「LabVIEW NXG」が投入された。「プログラムレス」をうたうLabVIEW NXGについて、日本NIが説明会を開催した。
- 1μA分解能電流測定機能を搭載した3出力DC電源
キーサイト・テクノロジーは、暗電流や待機電流に対応する1μA分解能電流測定機能を搭載した3出力DC電源「E36300A」シリーズを発売した。色分けした3チャネル全ての電圧や電流をディスプレイに同時に表示できる。
- 「最低価格帯」のLTE端末向けRF/プロトコル試験システム
アンリツがLTE端末のRF/プロトコル試験システムとしては「最低価格帯」をうたう試験システムを販売開始した。
- 計測と記録を「現場」で手軽に、バッテリー駆動のスコープコーダ
横河メータ&インスツルメンツがオシロスコープとデータロガー(レコーダー)の特徴を兼ね備えた「スコープコーダ」の新製品を販売開始した。特長を生かしながら小型軽量化を進め、バッテリーを内蔵したことで現場での測定と記録が容易になった。
- 8×8マルチチャンネルに対応したワイヤレステスター
日本ナショナルインスツルメンツは802.11axやBluetooth 5、ZigBee、Z-Waveなどを利用する無線通信機器のテストソリューションである「ワイヤレステストシステム」の最新版をリリースした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.