富士通九州システムズは、サイバネットシステムと販売代理店契約を締結。設計者向けマルチフィジックス解析ツール「ANSYS AIM」の販売を開始した。
富士通九州システムズは2017年6月、サイバネットシステムと販売代理店契約を締結したと発表。同月下旬から、設計者向けマルチフィジックス解析ツール「ANSYS AIM(アンシス エイム)」の販売を開始した。
» IoT時代、CAEはさらに大きな役割が期待される
» CFDシステムにブレードサーバ96台を追加導入、船体全体の解析を2週間から2日に
» 粉体の複雑な挙動を正確にシミュレーションできる解析ソフトウェア
» 商用ツールに匹敵するオープンソース解析ツールの実力
ANSYS AIMは、設計から解析/結果評価までの全機能を単一のウインドー内で使用できる。CAEの経験が少ない人でも、ガイドに沿って作業するだけで短期間で操作を習得できる。
また、世界中で導入実績を持つCAE「ANSYS」の解析ソルバを採用。操作環境はANSYS Workbench環境をベースに開発されている。マルチフィジックス解析ソフトウェアとして、構造/流体/伝熱/電気伝導/磁場/押出成形などの解析シーンに対応する。
さらに流体−構造連成解析、電流−伝熱−構造連成解析など、各解析機能を組み合わせた連成解析が可能。解析機能を活用するため、通常のポスト機能に加えて結果評価/最適化ツールなどを搭載しており、さまざまな設計業務に活用できる。
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