村田製作所は、車載制御系インタフェースCAN(Controller Area Network)向けに、3225サイズ(3.2×2.5mm)のコモンモードチョークコイル「DLW32SH_XK」シリーズを発表した。最大125℃の温度に対応する。
村田製作所は2017年5月、車載制御系インタフェースCAN(Controller Area Network)向けに、最大125℃の温度に対応するコモンモードチョークコイル「DLW32SH_XK」シリーズを発表した。3.2×2.5mmの3225サイズにより、自動車の電子制御機器の小型化に対応する。
自動車には複数の電子制御機器が搭載され、機器間のデータのやりとりはCANを通じて行われている。現在、CANには4532サイズ(4.5×3.2mm)のコモンモードチョークコイルが使用されているが、同社独自の巻線技術を活用し、新たに小型の3225サイズを開発した。
DLW32SH_XKシリーズは、高周波帯域で高インピーダンスを実現し、広い周波数帯域で優れたノイズ除去効果を発揮する。定格電流は150〜300mA、定格電圧は80Vdc、使用温度範囲は−40〜125℃。量産開始は同年7月からを予定している。
ガラス1枚にセンサーを成膜した薄型タッチパネル
全体に均一な照射が可能な虹彩認証向け赤外LED
1608サイズの小型セラミックヒーター用PTCサーミスタ
1005サイズのEMIフィルター、定格電流を3.5倍に
USB 3.1の高速伝送に対応する0.2mmの三層フレキシブル基板材料Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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