リコーが「世界最小」(同社)の車載向けステレオカメラをデンソーと共同開発、量産を開始した。花巻生産センターでは増産準備も進める。
リコーインダストリアルソリューションズは2017年4月18日、「世界最小」(同社)の車載向けステレオカメラをデンソーと共同開発、量産を開始したと発表した。花巻生産センターでは既に累計8万台の車載用ステレオカメラを出荷しており、増産への準備も進めている。
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量産開始された車載用ステレオカメラは独自光学設計や各種キャリブレーション、リアルタイム視差補正技術などの活用によって、左右カメラ間隔80mmの小型ユニットとして完成した。この大きさは「世界最小」(2017年4月時点、同社調べ)だとする。
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