メンターがレベル5の完全自動運転を支援するプラットフォームを発表した。センサーからのRAWデータをFPGAで集中処理するアーキテクチャを採用することで、自動運転車に安価なセンサーユニットを組み合わせ、全体としての低コスト化を実現する。
メンター・グラフィックス・ジャパンは、レベル5の完全自動運転システムを支援するセンサーフュージョンプラットフォーム「DRS360」を発表した。カメラやレーダーなどから生成される各種データをセンサー側で処理せず、生データ(RAWデータ)のまま集約処理することでレイテンシ短縮や認識精度の向上を図る他、処理系を持たない安価なセンサーでもADASへの利用を可能とすることで、システムの低コスト化も実現する。
マツダ「デミオ」など5モデル、自動ブレーキや誤発進抑制などを標準装備に
自動運転車が起こした事故にメーカーは責任を持つか
LiDARとOTAも準備「完全自動運転車は半導体総額が5倍に」
「自動追い越し」など実現するレベル2自動運転、2020年には500万台規模へ
「1人1台」の自動運転開発環境、5万円から提供Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。