アジャイル開発ではテストもアジャイルになり、繰り返しテストをすることになる。このため、1回1回のテストを効率良く、もっと言えば、自動化する必要がある。アジャイルでは毎回の反復開発でテストは必須であり、特に回帰テストは自動化する必要がある。テストの自動化なくしてアジャイルはなしである。
アジャイルにおいて仕様は刻々と変化しているので、テストも変化しなければならない。回帰テストで行う不変なテストと、仕様変更に伴い変化していくテストを分離する。これがアジャイルにおけるテストのオキテである。もちろん、これはテストだけでなく、設計についても同じことがいえる。
しかしこの要請はIoTやAI、ビッグデータの時代になると対応が非常に困難になる。どうしても変動点と不動点は砂上の楼閣になってしまう。従来のアジャイルでは対応できないのだ。
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