富士ソフトがSystem on Chip TechnologiesのH.264/H.265 MPEG-2 IPコアを販売開始した。ハードウェアによる並列処理アーキテクチャを採用しており、ロジックサイズを抑えた画像処理を実装できる。
富士ソフトがSystem on Chip Technologiesとの販売契約を締結、同社のH.264/H.265 MPEG-2(エンコーダー/デコーダー)IPの販売を開始した。FPGA向けのIPコアならびに必要デバイスを搭載したモジュール、評価キットなども合わせて提供することで、マシンビジョンや車載カメラなどの開発に供する。
System on Chip Technologiesの画像処理IPはハードウェアによる並列処理アーキテクチャに対応することでロジックサイズの小型化、低遅延と低消費電力を実現するとしており、IPはインテル(旧アルテラ)とザイリンクス版が用意される。モジュール「MCM-1000Z」はザイリンクスのZynqにIPを実装しており、VTR-2000やFMC-MCM-1000といった評価キットと組み合わせることでの開発が行える。
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