Stratasysは、米国ロサンゼルスで開催中の「SOLIDWORKS World 2017」において、プロ仕様のラピッドプロトタイピングソリューションとして、FDM方式の3Dプリンタ製品「F123シリーズ」を発表した。コンセプトモデルの作成から設計確認、高度な機能テストまで幅広い用途を想定したもので、造形サイズの異なる3機種がラインアップされている。
3Dプリンタメーカー大手のStratasysは2017年2月6日(米国時間)、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催中の「SOLIDWORKS World 2017」において、プロ仕様のラピッドプロトタイピングソリューションとして、優れたユーザビリティを実現し、高精細なFDM(熱溶融積層法) 3Dプリンティングを可能とする新しい3Dプリンタ製品「F123シリーズ」を発表した(関連記事:SOLIDWORKSユーザーの祭典LAで開幕――3D設計業務の未来を見据えたさらなる進化に期待)。
同製品は、コンセプトモデルの作成から設計確認、高度な機能テストまで幅広い用途を想定したもので、最大4種類、10色のマテリアルが使用可能。造形サイズの異なる3種類「Stratasys F170」「Stratasys F270」「Stratasys F370」を展開する(仕様は後述)。いずれも専任の技術者でなくても簡単に利用でき、FDM方式のエンジニアリンググレード材料(マテリアル)を用いて、耐久性の高い正確なプロトタイプを迅速に造形できるという。プロトタイピング全体のワークフローで利用可能だとし、生産工程前の製品評価や開発期間の短縮に貢献できるとしている。
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