TechFactory通信 編集後記
製造業のIoT化がより進んだ2016年――“今年の漢字”製造業版は「?」
本家“今年の漢字”は「金」でした。
先日、今年1年の世相を漢字1文字で表す「今年の漢字」が発表されました。2016年は「金」だそうです。
リオ五輪での日本人選手の活躍、“金”メダルの獲得が思い出されますが、舛添前都知事の政治資“金”の私的利用問題や、“金”髪がトレードマークのドナルド・トランプ氏の大統領選勝利などが、「金」を選出した理由なのだとか(ちなみに「金」が選ばれたのは3回目だそうです)。
この1年を振り返ってみると、政治やスポーツだけでなく、芸能の世界でも多くの話題がありましたね。深くは触れませんが「文春砲」という言葉まで生まれた週刊文春のスクープの数々は世間を驚かせるものばかりでした。
製造業のIoT化がより進んだ2016年――“今年の漢字”製造業版は「?」
その一方で、「製造業」を取り巻く環境の変化や、関連するテクノロジーの進化もめまぐるしいものがありました。
まず分かりやすいところでは大型の買収案件でしょう。記憶に新しいのは、ソフトバンクによるARMの買収、シーメンスによるメンター・グラフィックスの買収あたりではないでしょうか。いずれの買収も「IoT(Internet of Things、モノのインターネット)」時代の本格到来を見据えた“動き”と捉えることができますが、2016年は企業買収や業務提携といった“IoTのための仲間作り”だけでなく、センサーやデバイスといったものから、ソリューションやサービスに至るまで、とにかくIoT一色の1年だったのではないでしょうか? もちろんIoTに関する取り組みなどは2016年に限った話ではありませんが、製造業の世界ではICTとの融合がさらに進み、工場内のあらゆるセンサーや装置などがネットワークにつながり、工場の見える化や工作機械のIoT化を実現するより具体的な事例や製品などが多数登場し始めました。
言うまでもありませんが、IoTシステムを実現するには、さまざまな技術要素や知識などが必要不可欠となります。そのため、1社単独でIoTを実現することは困難だといわれています。大切なのは関連企業との連携、パートナー関係の構築です。そういう意味で、“製造業版 今年の漢字”を挙げるとするならば「繋」ではないでしょうか? ちょっとベタですね……。皆さんならどのような漢字をあてますか?
さて、そんな製造業の世相を反映してか、今年、TechFactoryで最も会員・読者の皆さまに読まれた記事が「IoTビジネスで成功を目指すなら絶対に押さえておきたいテクノロジー10選」でした。IoT領域で必要となる技術要素について、米調査会社のガートナーが紹介しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
TechFactory 2016年よく読まれた記事TOP10
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TechFactory通信 編集後記
「モノづくり総合版 TechFactory通信」に掲載された、TechFactory担当者による編集後記の転載記事一覧です。
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