ラピスセミコンダクタはSDカードサイズの超小型マイコンボード「Lazurite Mini」を販売開始する。徹底した省電力化により、単三形乾電池3本で10年以上の動作が可能だ。
ラピスセミコンダクタは2016年9月29日、Arduino互換の超小型マイコンボード「Lazurite Mini」シリーズを同年10月初旬より販売開始すると発表した。基板サイズをSDカードサイズにまで小型化し、加えて、単三形乾電池3本で10年以上の動作を可能とした。
Lazurite Miniシリーズは既存製品である920MHz帯モジュール付きArduino互換ボード「Lazurite Sub-GHz」の機能をそのままに、基板サイズを従来比約80%まで小型化した「Lazurite 920J」を中心に、プログラム(スケッチ)ライターである「Lazurite Mini writer」、Xbeeシールド「Lazurite 920J Xbee Shield」などで構成される。
Lazurite 920Jは基板サイズの小型化と同時に、ハードウェアとソフトウェアの最適化によって約7uAという待機電流を実現、単三形乾電池3本で10年以上の動作(1000mAhの電源容量で7ミリ秒の無線通信を1時間に40回通信した場合)が可能となっている。
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