エアロセンスは、同社ドローンを利用した風力発電所のブレード点検サービスを開始したと発表した。
エアロセンスは2016年8月、同社ドローンを利用した風力発電所のブレード点検サービスを開始したと発表した。
古河電工グループの古川産業と共同提供するもので、カメラ搭載のドローンを風力発電の目視点検に用い、近年設置数が増大し、本体の大型化も進む風力発電の点検業務効率化を図る。
風力発電所のブレード点検については、「遠方から望遠鏡などを使った目視点検」「作業員が近づいての目視点検」と点検手法があるが、前者では塗料剥離のような細かな傷は確認しきれず、後者では高所作業という特殊作業を行う人材の確保が必要となる。これらをドローンで行う。また、災害時などの緊急点検もドローンならば即座に可能であり、また、点検記録はデータ押して管理されるため、設備の維持管理にも貢献するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。